茶道に精通した庭師が、
自然と対話しながら
造り上げる美しい空間。
露地(茶庭)には日常から非日常の茶の湯に入り込む大事な役割があり、それぞれの流派の決まりごとに則り造るための知識が必要です。
紫匠庵では豊富な知識と経験を持つ庭師が施主様の意向を汲みながら造り上げます。
「庭が狭いから」と諦めていらっしゃる場合でも是非ご相談下さい。
紫匠庵なら、限られた空間を最大限に活かし美しい庭に生まれ変わるお手伝いができるでしょう。
「自然を知り、受け入れ、従うことを心がける」ことを信条とした庭師が、心安らぐ「市中の山居」を生み出し、露地ならではの独特の空気感が、大切な客人をもてなします。
露地の施工 |
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露地を造る
露地(茶庭)と日本庭園の大きな違いは、その道具すべてに茶事につながる役割がある事です。
手を清める蹲(つくばい)、外界との境界をつくる中門、世俗の塵を捨てる塵穴など、その一つ一つに意味があり、流派ごとの作法を尊重しつつ造ります。
アプローチを飾る
日常から茶事に入り込む役割を持つ露地は、茶室とは切っても切り離せない関係があります。しかし、現在では住宅事情によって露地を造るスペースが無く、あきらめるケースが多くなっています。
その様な場合でも、玄関の脇や、ガレージからのアプローチなど、わずかな空間を最大限に活かし、露地としての役割を持たす事はできます。
また、塀や仕切りを竹垣にし和の柔らかい雰囲気を演出するなど、客人をもてなすためのたくさんのアイディアを、庭師がご提案させていただきます。
露地の手入れ
露地は長い年月を費やすことでより味わい深いものなりますが、美しさを保つために定期的な手入れや修繕をおすすめします。
庭師が手をいれることにより、さらに美しく趣のある空間に生まれ変わります。
庭師
小笠原 哲
自然との対話から生まれる日本の美を追求。
日本人は、自然界に存在するあらゆるものに役割があり、だからこそあらゆるものに心が宿ると考えます。そのため日本の庭造りは、「自然を知り、受け入れ、従うことを心がける」ことから始まります。日本の庭は、人のエゴだけで造るのではなく、自然に問いかけながら造ります。庭師の仕事は、自然との対話を通じた“ものづくり” だと言えます。
今ある大切な環境を残し育てていきながら、明日が楽しみな空間を作っていくために、『五感をくすぐる』を目標に、美しくも楽しい庭を造っていきたいと思います。
主な実績
- 作品 :
- 上七軒中里、山本松濤庵ほか