華道茶道を嗜まれていらっしゃるK様からお問い合わせをいただきました。
初めは築40年のお家の大幅な改築にあたって、和室に炉を切り、畳は京畳を敷き込みたいというお話でした。
家の持ち主である伯母夫婦にとっても、快適で、楽しみ・生きがいとなるようなお部屋を造りたいという想い、そしてK様自身の、少しでも「本物」に触れる暮らしをしながら、静かに歳を重ねたいというお気持ちをお伺いし、私共のコンセプトである「高価な物を作るのではなく、長持ちして受け継がれていく良い物を作る心」のお話をさせていただきました。
そして、仙台にお伺いし実際に現場に、改めてK様のご希望に合わせて紫匠庵からのご提案などを詳しくお話しさせて頂き、茶室全体の大枠が決まっていきました。

まずは、私共の職人とお茶室以外の施工を行う各業者さんと膝を突き合わせて納得できるまで話し合い、その後は、お客様を中心としたグループLINEを組んで、直接、紫匠庵の職人と打ち合わせをしていただき、状況を全員が共有すると言う紫匠庵独特のスタイルで話が進みました。

最終的には、四畳半台目・八畳・平四畳・水屋のお茶室が新築となり、伯母ご夫婦も快適に過ごせるよう、車いす用のスロープを設置した玄関からは畳敷きの廊下、という本格的なお茶室が完成しました。

施工場所
宮城県仙台市 K様邸
施工箇所
大工工事、 炉壇、 左官工事、茶庭、 表具一式、 畳、他
期  間
約180日

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